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上達を実感して仕事を好きになろう

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仕事を好きになる過程で重要なのは「以前よりも上達している」という実感です。記録によってこれを目に見える形にし、自分を上手にほめてあげることで、仕事が楽しく感じられるようになってきます。

望まない仕事でも嫌いなままでいるのは良くない

子どもの頃は宇宙飛行士やスポーツ選手、クリエーターやアイドルなど、誰もが大きな夢を描いていたことでしょう。
しかし、実際にその夢を実現できる人は少なく、ほとんどの人は夢をあきらめて生きることになります。
それでも何か自分の特技を活かせる仕事や、自分の趣味と接点があるような仕事ができればまだ良いのですが、それさえも望めず、何の興味も持てない仕事しか選べないということも珍しくはありません。
どんな仕事でも、つらいことや逃げ出しくなる場面はありますが、自分の意志で選んだ好きな仕事なら、最後まで続けられるという人も多いでしょう。逆に、嫌いな仕事では、ちょっとしたことを我慢するのも難しく、ストレスを溜め込んでしまいがちです。
心身の健康を保ち、仕事を辞めずに長く続けるためには、その仕事に興味を持ち、好きになるのが一番です。
とはいえ、いきなり「仕事を好きになれ」と言われても途方に暮れてしまうかもしれません。
まずは人間が何かを好きになる時のことから考えてみましょう。

何かを新しく好きになるために重要なこと

(人間ではなく、趣味やスポーツについて)「何かが好き」という時、ほとんどの人はそれが得意なはずです。
たとえば、何かを作る趣味ならそれがうまく作れ、歴史や鉄道に興味があるなら普通の人よりも詳しく質問に答えることができ、ゲームやスポーツならそう簡単には負けない、といった具合です。
たとえ何かを始めたばかりの初心者でも、それをしていない人よりは上ですし、少なくともすこし前の自分よりは上なわけです。
それは決して世界で争えるような大げさなものではなく、「普通よりほんのすこしだけ上」というレベルですが、この小さな満足感や優越感が、それを好きでいさせてくれる大きな力となります。
仕事の場合もこれと同じで、最初は全然うまくできなかったことが、やがて人並みかそれ以上にできるようになってくると、仕事がすこしずつ楽しく、好きになってきます。
また、スポーツの世界では「ほめて伸ばす」という言葉がよく聞かれますが、こうした肯定や称賛も人が何かを好きになることに重要な役割を果たします。
子どもの頃にボールの扱いをほめられたことがきっかけでサッカーを好きになることもあれば、絵画のコンクールに入賞したことでよりいっそう絵を描くことが好きになった、ということもあるでしょう。
ところが、ほとんどの仕事は「できて当然」で、いちいち上司や先輩が褒めてくれるということがないため、こうした「きっかけ」がつかめず、その後の後押しもありません。
ですから、仕事を好きになるためには、自分で自分を肯定し、ほめてあげる必要があるのです。

行動の結果を判定して記録するのがおすすめ

このように、仕事を好きになるためには「上達する」「自分をほめる」ということが大事なわけですが、「最初の頃に比べて上達しているのに、自分ではそれを把握できない」ということが現実にはよくあります。
そこでおすすめしたいのは、小さな目標の達成度を見ていくという方法です。
たとえば、ちょっとした作業にかかる平均時間を調べておき、次からはそれをオーバーしたら失敗、しなければ成功、大幅に短い時間でできれば大成功、というように判定します。
他人への対応も、相手が満足すれば大成功、何事も無ければ成功、すこし問題があれば失敗、と同じように判定できます。
「あらかじめ準備をすませておけたか?」「遅れることなく全員に連絡を徹底できたか?」など、チェックするポイントは無数に考えられますが、これらの結果を記録してくことで、確実に成功が増えていくのが目に見えてわかるようになります。
ある程度失敗が少なくなったら、失敗と判定するハードルを上げてみても良いでしょう。
これは自分をほめるタイミングを知るためにも利用できます。
何もきっかけが無いのにほめるのは難しいですが、「大成功ならほめる」「失敗せずに5連続で成功したらほめる」というのはわかりやすく、やりやすいでしょう。
調子よく成功が続いていた時に失敗しても、それを恥じることはありません。
大切なのは同じ失敗を繰り返さないことです。失敗の理由をメモし、余裕があれば(後からでもかまいませんが)改善点を書き加えておきましょう。
失敗が何度も続いて落ち込んだ時には、これまでの成功の記録を見返してください。
それはあなたの自信と仕事に対する熱意をよみがえらせてくれるはずです。

eyecatch_033
Roots&Vision編集 (30代前半がメイン)
経歴:

仕事でのモヤモヤや将来への不安がある時、自分にあったロールモデルを探すお手伝いをさせて頂いています。ココロに向き合い想いをカタチにを合言葉に、皆様のキャリアチェンジを応援しています。


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