コンサルタント・金融・不動産専門職のスキルアップ

今の仕事が目指すキャリアにつながるかどうかが重要

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コンサルタントとしての自己成長に必要な経験とスキルを求めて、大手からベンチャーの株式会社ライズ・コンサルティング・グループへ。起業も視野に、新しいことを学んで毎日が楽しいという内田さんにお話をうかがいました。

コンサル大手の一スタッフでは、成長実感が得られない

最初に入社したのは外資のコンサル大手で、そこでITのコンサルタントとして2年間、働きました。PMO(プロジェクト・マネジメント・オフィス)に近い立ち位置で、システム開発をサポートするのが自分の業務でした。とくにインドや中国のオフショア開発のメンバーと東京のチームの間をつなぐブリッジという役割として、交渉・折衝に当たるとことが多かったです。

その会社は大企業なのでプロジェクトの規模も大きく、アサインされた時点でゴールとそれに至るプロセスが既に決まっていて、我々作業員としてはそこから細分化されたタスクを単純にクリアしていくだけになりがちでした。
なかにはそれが効率的なのか、と疑問になることもありましたが、組織があまりにも大きすぎるため手続き上のプロセスは避けられず、与えられた仕事をこなす日々になりがちでした。
また大企業ゆえのスピードの遅さや、自分で思考し何かを産み出さず与えられた仕事をこなす日々、そういうところは自分に向いていなかったと、ライズに転職した今、あらためて思います。ただ無駄だったという意味ではなく、長く続けていても次のステップに最短では進めないと感じました。なぜなら前の会社では単純作業化された業務に面白みが感じられなくなりましたし、自分が成長している実感もなくなりましたから。とくにその成長できるかどうかという疑問が転職を考える土台となりました。

自分がコンサルタントとして生きていく上でどういう経験、スキルが必要かと考えると、IT開発で一スタッフとしてプロジェクトを進めるというキャリアだけではコンサルとして大成していくには足りない、と考えたわけです。ITに限らず戦略・業務を含めできるだけ多くの経験を積みたいという思いで、転職に踏み出しました。

ベンチャーでこそできる様々な体験を求めて

大手から大手への転職では、またスピード感や裁量権の問題で不満やモヤモヤがあるだろうと考え、思い切ってベンチャーに転職しようと決意しました。もちろんチャレンジングな環境だとは想像していましたが、もがけるだけもがいて若いうちに失敗や成功を経験して、自分の糧にできればという思いもありました。

なかでもライズが良いと思ったのは、自分がそれまで関わってきたITという枠組みからはずれて戦略案件が多かったことと、ベンチャーで会社の規模がまだ小さいので、若手が多く、若手に与えられる裁量も大きいことです。

私は会社を経営して社会に貢献するのが、社会に対する自分の影響度がもっとも高いと思うので、前々から自分自身で何かやるというイメージをもっていて、自分のキャリアとしていずれは起業したいと考えています。
今の会社はこれからもっと成長していくと思うので、自分がその組織にいて成長に貢献できるというところに単純に面白味を感じていますが、同時に経営者がどういう方向性をもって何を目指しているのかということをインプットできるという意味でも刺激的で、将来のためにも勉強になっています。

今いちばん身につけたいと思っているスキルは、ITとか戦略とかの枠組みではなくて、もう少し実践的なインプリメンテーションの部分です。
たとえばプロジェクトをどう動かしていくか、経営者やクライアントの意思決定をどのようにさせていくか。プロジェクトを俯瞰した上での進め方や、どのように提案すればクライアントのトップに響いていくかなどネゴシエーションに関する部分が自分はまだまだ弱いと思うので、そういうことを念頭にプロジェクトを進めるスキルを磨きたいと思います。
企業に属しているからこそできるそういう体験を積み重ねていって、自分自身もここではこれ以上成長できないと思ったタイミングで、次の成長に繋がる手段が起業という事であれば起業したいと考えています。

ゼロから何かを作るプロセスの面白さ

今は主に、自動車業界のメーカーやサプライヤーに対する事業戦略の支援をしています。たとえば海外進出のためにどこに市場機会があって、提携先があって、どういうアプローチをしかけていくかといった戦略の支援や、あと新規事業の立ち上げに際してのロードマップやモデル策定の支援が具体的な業務になります。

ところで社会人になったときに学生時代とまったく違うといちばん感じたのは、「答がない」ということでした。学生時代、与えられる問題には答があります。しかしコンサルが提供するサービスというのは正解がわからない、そのなかでいかに確からしい答に近いと思われるところにロジックで近づいていくか、その思考プロセスが学生時代と決定的に違うところだと思います。

初めから仮説思考ということではなかったです。ライズに転職してからとくに、仮説思考を意識するようになって変わりました。今はこれが答ではないかと思う仮説を先に出してそれを検証しながら仕事を進めていくやり方が、この業界あるいは経済全体にかかわる問題を解決するのに良いプロセスではないかと思います。

ライズではプロジェクトになる前段階では課題も企業の方向性もあまり見えない状態で、我々はゼロベースから「こういうのはどうですか」と提案していくわけですが、徐々にカタチができていって最終的には社内での意思決定につながる、そういうゼロから何かを作るプロセスへのかかわりがやりがいにつながっています。

またクライアントさんから「今後も内田さんに継続してやってほしい」とバイネームで言われたときはとくに嬉しいですし、プロジェクトの終了後も何か困ったときがあったときに、「御社にもう一度お願いしたい」と個人、チーム、会社を名指しで言われたときは、本当にやって良かったと思います。

下の世代の成長をみる喜びも

今後の課題の一つとして、さっきお話ししたように、クライアントの意思決定を促す説得や交渉の力が自分には足りないと思うので、今の会社で学びたいと思っています。周りには経験が豊富でスキルの高い人が多いので、毎日、新しいことを学んでいます。

もう一つ、これからスタッフという立場を卒業してマネジメントに入っていくフェーズになるので、そのときにいかに下を動かすかということも意識しています。

ライズは急成長していて成長に伴い社員も増えています。そのため色々な会社から転職してこられるので、それぞれ持っているバックボーンや文化が違うと感じることもあり、何かしら違和感があるなかで徐々にすり合わせをしていく場面はあります。
コミュニケーションで私が普段から意識しているのは、相手の意見を引き出すことです。たとえ自分のなかで答が出ていても、それをぶつけるのではなく投げかけをしてみて、たとえ自分と違う答えが返ってきたらそれはまた良い案ができるかもしれない、と考えるようにしています。実際にバックボーンが違うからこそ様々な角度から物事を捉え良い案もでてきます。

人の意見を引き出すコミュニケーションは、下の人に対しては成長を促すことにもつながると思います。自分もまだ若いので偉そうなことを言えた立場ではないのですが(笑)、下の世代の成長をみることにも面白みを感じています。
これは学生時代、テニス部の部長をやっていた経験も影響しているかもしれません。

今の仕事がめざすキャリアにつながるかどうかが重要

私は自分自身の成長をもっとも重視していて、何をすることによって目標を達成できるかをいつも意識して働いています。
言い換えれば、今の仕事がめざしているキャリアとマッチしているかどうかがいちばん重要だと思うので、もしも後輩が転職したいと相談してきた時には、キャリアプランをどのように設定しているのかをまずは訊ねるでしょう。
たとえばコンサルで辞めたいという人がいたら、コンサル業のなかでどういう立ち位置を目指しているのかを聞いた上で、目指すところを達成できるチャンスが転職先にあるのか、それがあるなら背中を押したいと思います。

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内田 匠 (26)
経歴:

23歳 大手コンサル会社に入社

25歳 株式会社ライズ・コンサルティング・グループに転職


充実度

充実度: 77点

業務上で成長実感やマンネリを引き起こす要因である6軸18項目を点数化した数値です。
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その選択がどのような心理的な変化を産んだのかを点数化しております。

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