企画・経営

仕事とやる気の関係性

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仕事で高い成果をあげるには「スキル」が必要不可欠ですが、それを十分に発揮出来るかどうかは、「やる気=ウィル」にかかっています。ここではその「スキルとウィル」が如何に成果に関係しているかを説明致します。

生産性の向上は永遠の課題

企業活動に於ける「生産性」とはリソースとリターンの関係であり、より少ないインプットでより多くのアウトプットを得ることが生産性の高さとなります。これをごく単純な例で言えば「生産量÷従業員数」で表す「物的労働生産性」です。説明するまでもありませんが、これを高めるには二つの方法があります。同じ個数をより少ない人数で作るか、同じ人数でより多くの個数を作るかです。この考え方は決してモノづくりの世界だけではなく、如何なる仕事についても当てはめる事が出来ます。100台の自動車を10人の営業社員で売るよりも9人で売った方が生産性は高くなりますし、10人のままでも120台売れば、いや、例え12人に増やしても150台売れば生産性は更に高くなったことになります。企業にとってはこの「生産性の向上」は永遠の課題の一つなのです。

従業員数と従業員パワー」

生産性とは生産量÷従業員数ではありますが、この従業員数を単純に頭数と考えると或る疑問が生じてしまいます。それは、従業員の中には「スキルが低い者」や「スキルが高い者」が混在しているかも知れないからです。例えば、或るチームに10人の従業員がいて、その中の2人がロースキルで8人がハイスキルだったとします。そして仮に、ロースキルを「0.5」と指数化し、ハイスキルを「1.0」とすると、スキル差を考慮した従業員数は「2人×0.5+8人×1=9人」となります。これを「従業員パワー」と称すれば、従業員数は10人でも、従業員パワーは9人のチームと言うことになり、このチームがハイスキル10人(従業員パワー10人)のチームと同じ生産量だとすれば、ハイスキル10人のチームの方が生産性は低いと言う事になるのです。

こうした考えの下では、従業員数を増やさずに従業員パワーを増やす事が生産性向上のキーになり、その為にはスキルアップが重要になります。これを数式的に表現すると「従業員パワー=従業員数×Skill」となり、この従業員パワーを増やす事で生産量が増やせるのです。

Skill × Will(やる気)

従業員パワーを増やすにはもう一つ重要な事があります。それは従業員の仕事に対する「やる気」です。どんなにスキルが高い従業員でも、やる気が無ければそのスキルを十分に発揮できません。先にスキル(Skill)を考慮したように、この「やる気」即ちWillをも考慮すると、前述の数式は「従業員パワー=従業員数×Skill×Will」のように書き改められます。仮にハイスキル10人のチームのやる気指数が全員0.8であれば、従業員パワーは「10人×1.0×0.8=8人」になってしまい、当然生産量も減ってしまうでしょう。こうした事から、従業員数そのものは増やさないで、或は減らしつつ、生産性を向上させるには「WillとSkill」を向上させて従業員パワーを増やす事が有効なのです。そしてその為の「スキルアップ策」や「やる気向上策」が必要なのです。

少数精鋭(The select few)

スキルアップには教育や訓練が必要ですが、その効果も「やる気」に関係します。従って全ての原点はこの「やる気」にあると言っても過言ではありません。とは言ってもやる気を起こしたり、起こさせたりするのはそれ程簡単な事ではありません。それはやる気が起きない理由が人それぞれ違う場合が多いからであり、その理由の全てを直ちに無くすことは事実上不可能だからです。生産性の向上を永遠の課題とする全ての企業にとって、今最も重要な事は「少数精鋭」による従業員パワーを上げる事でしょう。そしてその少数精鋭の一員と言えるかどうかは「やる気」が有るかどうかです。それは即ち「やる気が無い者は少数精鋭部隊には入れない」とも言えるのです。少数精鋭=The select few、selectされた者たちの従業員パワーで、是非永遠の課題にチャレンジしましょう!
そしてそれが達成された時にこそ「やる気」が更に高まるものです。

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Roots&Vision編集 (30代前半がメイン)
経歴:

仕事でのモヤモヤや将来への不安がある時、自分にあったロールモデルを探すお手伝いをさせて頂いています。ココロに向き合い想いをカタチにを合言葉に、皆様のキャリアチェンジを応援しています。


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