ITエンジニアのスキルアップ

何もしない事だけがミスを犯さない唯一の方法

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難しい仕事にはミスがつきものですが、大きなミスを犯すのは必ずしも難しい仕事だけではありません。簡単な仕事であっても、いや簡単な仕事と思うことこそが不注意による大きなミスを犯す原因でもあるのです。

簡単な作業=簡単な仕事ではない」

 世の中にはとても難しい仕事があることは事実です。勉強に勉強を重ね、練習に練習、経験に経験を積まないと出来ない仕事の難しさは「失敗が許されない」という厳しさがあるからでしょう。高度な心臓手術の難しさなどは容易に察する事が出来ると思います。

それでは簡単な仕事とはどんな仕事でしょう。その仕事が簡単と言われるのは「失敗が簡単に許される」からでしょうか?
「ここにあるモノをあそこへ運ぶ」的な仕事は一見簡単な仕事のように思えますが、失敗しても簡単に許される仕事ではないはずです。
納期通りに運ばれて来るのを待っている者にとっては、それが遅延したりしたら大変な事になるからです。もしも運ばれてくるはずのモノが心臓手術の輸血に使う血液であったなら、と考えればその仕事の難しさが十分理解できることと思います。
このように、難しい仕事、簡単な仕事とは、単に作業の難しさ、簡単さではなく、その作業に大きなミスがあった場合の影響の大きさで考えるべきなのです。
そしてそういう意味で言えば、簡単な作業=簡単な仕事では決してないのです。

それでもミスはある

大抵の場合、難しい仕事には難しい作業が伴いますので、当然作業ミスも犯し易くなります。であるからこそ、それを防止する為に勉強に勉強を重ね、練習に練習、経験に経験を積む必要があるのですが、先の例のように、簡単な作業でも難しい仕事はあります。
そしてミスは簡単な作業でも起きるものです。むしろ簡単な作業だからこそ大きなミスを犯し易いと言っても過言ではありません。
何故ならば、作業の簡単さから、それが難しい仕事であるとの認識を持たず「失敗が許されない」事への注意力が欠如するからです。
それは「作業が難しそう⇒注意して作業する」「作業が簡単そう⇒気軽に作業する」の心理が働くからであり、そういった心理は人間として仕方のないことなのかも知れません。
従って人間が行う作業のミスは完全には防止出来ないと考え、如何に作業のミスを仕事の大きなミスに至らせないかを考えるべきなのです。

作業のミス=仕事のミスではない

重要な会議の資料をPCで作成している時に、ちょっとしたミスでファイルを削除してしまったとすれば、これは大きな作業ミスとなります。その作業ミスによって会議当日までに資料が出来上がらなければ仕事としての大きなミスとなります。
ところが、作業中に都度ファイルをバックアップしておき、誤って削除してもリカバリーが効くようにしていれば、その作業ミスは仕事のミスには至らないで済む事になります。
また、例えリカバリーが出来なくても、作業ミスを謝罪して、同僚のサポートをもらうとか、会議の日程を変更してもらうなどの対策を講じれば、仕事の大きなミスにはならない可能性もあります。

このように、作業のミスは必ずしも仕事の大きなミスではないのです。とは言っても作業のミスが直接仕事のミスに繋がる事は有り得ます。9回の裏、2死満塁の暴投で逆転サヨナラ・・・これは正に作業ミスであり、仕事の大きなミスになってしまいます。

仕事のミスは仕事でしか取り戻せない

人間の作業にはミスが避けられないと同時に、仕事のミスも避けられないと言わざるを得ません。
それでも大きなミスを犯した場合には開き直ることは出来ませんので関係者に謝罪をし、再発防止に努力しなければなりません。
もしもそれが出来ないのであれば、ミスを犯さない事、即ち何もしない事です。
それは作業をしない事、仕事をしない事、職を失う事なのです。作業のミスが仕事の大きなミスになってしまったということは、そのやり方で作業をするとミスを犯すのだとの新発見をしたことなのですから、謝罪の後はプジティブに考えて再発防止に取り組みましょう。
仕事のミスは仕事でしか取り戻せないのですから。

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Roots&Vision編集 (30代前半がメイン)
経歴:

仕事でのモヤモヤや将来への不安がある時、自分にあったロールモデルを探すお手伝いをさせて頂いています。ココロに向き合い想いをカタチにを合言葉に、皆様のキャリアチェンジを応援しています。


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