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日本を支える仕事、”貿易業務”について

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“貿易大国日本”と呼ばれるほど、日本は外国との貿易によるつながりが密接にあります。それは日本のモノづくり技術が高いことや、島国のため地理的に閉鎖的だという理由によるものです。特に最近は、ニュースなどでも貿易に関する話題が盛んに流されています。TPPやFTAなどの経済連携協定・自由貿易協定がその主役で、日本も参加の是非を問われている最中です。こうした貿易に関する世界的な動きによって、日本でも貿易に関わる業務の必要性は必然的に高まっていくと言えます。では、この貿易業務とは具体的にどのような業務なのでしょうか。

貿易業務の種類とは

”貿易”と聞くとはじめにイメージするワードは、輸出と輸入ではないでしょうか。貿易業務について語る上でこの2つのワードは欠かせません。貿易業務は、貿易のメインである輸出入にかかわる様々な業務のことを言います。つまり、貿易業とは「輸出入における各ステップに必要な手続きの総称」のことなのです。
さて、海外に大型・重量の重いモノを輸出するには、船などの手段が一般的です。ただ、単にこちらからあちらへ運べばいい、というわけではありません。いくつかの大切なステップ(貿易業務)を踏まなければなりません。では、まずはその業務について輸出の面から順を追って見ていきましょう。

①輸出業者と輸入業者が売買の契約を締結
②海運業者と通関業者に船積や通関の依頼
③輸出貨物を保税地域(貨物の保管・点検・展示などができる税関が管理する場所)に搬入し、検査・梱包・荷印などのチェック
④海運・通関業者が依頼先からの書類に基づいて税関に申告
⑤税関によるチェック(荷物検査・必要書類など)
⑥船会社による船積み
⑦海運業者が船積書類を作成し船会社へ提出
⑧船の荷物に関する書類(船荷証券)を海運・通関業者に提出
⑨各書類がそろったら為替手形とともに銀行に提出し、決済
⑩最終確認後、輸出

このように一度輸出するのにも、かなり多くの貿易業務が関わっていることを理解していただけたかと思います。詳細に説明するともっと複雑なプロセスがあり用語も専門的になってくるのですが、おおむねこの10のステップでやっと輸出が完了することになります。各ステップには船会社や海運・通関業者、税関職員など様々な人たちが関わることになりますが、これらのどれもが欠かせない貿易業務なのです。次に、これら様々ある貿易業務の中でも比較的私たちに身近で要でもある、”貿易事務”について説明したいと思います。

貿易業務のメインの1つ”貿易事務”

貿易事務の仕事内容は当然、貿易業務のメインとなります。輸出の場合は、先ほど10のステップでも述べた、通関の手配やそれにかかる書類の作成、船の手配などがあります。これらはおおむね一つの会社で行われるのではなく、各段階でたずさわる会社によって個々に連携して行われることになります。
また、ここまであまり触れていませんでしたが、輸入の場合は通関手配に加えて輸入ならではの業務があります。それは”関税や消費税の管理”と”荷物搬入のチェック”です。特に関税に関しては、荷物によってかかる税金が異なるので高度な知識が求められる業務だと言えるでしょう。また、輸出入は海外と関わる仕事ですので、英語力のスキルは必須条件です。ネイティブ並み英語力が求められることはありませんが、書類の確認や関係各社とのやりとりは英語でされることも多いので、英語力に関しては高ければ高いほど有利と言えます。時代の流れと共に、貿易事務の仕事自体も増えていくのではないでしょうか。

まとめ

今回は貿易業務に関して、“輸出のステップ”と“貿易事務”についてメインに説明しました。他にも税関としての業務や輸入に関する詳細なステップなど、挙げればきりがありません。貿易はこうした複雑な要素が、色々な人たちによってうまく連携されて行われているということがお分かりいただけたかと思います。

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Roots&Vision編集 (30代前半がメイン)
経歴:

仕事でのモヤモヤや将来への不安がある時、自分にあったロールモデルを探すお手伝いをさせて頂いています。ココロに向き合い想いをカタチにを合言葉に、皆様のキャリアチェンジを応援しています


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