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すべての経験や仕事が自分の成長に繋がる

大手商社勤務からMBA取得を経てベンチャー企業のULURUへ転身した星野さん。「期待されるからこそ、人は努力する」という信条のもと、これまでの自分の成長、起業家としての一歩を踏み出すまでのお話を伺いました。

 

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子どものころは卓球に夢中でした。
両親ともに大の卓球好きで、よく近所の卓球場へ連れて行かれましてね。
そこで兄と遊んでいるうちにいつの間にか卓球が好きになっていた感じですかね。
中学から本格的に卓球をやるようになり、高校も卓球の強豪校に進みました。
卓球の試合は団体戦と個人戦がありますが、私は団体戦が好きです。
個人戦は、勝っても負けても、結果はあくまで個人のもの。
しかし、団体戦は個人の勝敗がチームの勝敗に大きく関わります。
たとえば、県予選決勝、団体戦2勝2敗で迎えた最終戦を想像してみてください。
勝てば全国大会、負ければジ・エンドという大きなプレッシャーがかかる場面です。
大抵の人はこんな場面は嫌だと言うでしょうね。
私には、それこそが団体戦の魅力に思えるのです。
のしかかるプレッシャーを跳ね除け、周囲の期待を一身に背負い全力で戦う。
勝利した時の達成感はとても言葉では表現しきれません。
もちろん試合に敗れ、悔し涙を流したこともあります。
それでもチームの勝利のために全力を尽くすというモチベーションこそが最も価値のあることだと感じていました。
私が卓球から学んだこと。
それは勝つことだけがすべてではなく、負けても必ず得られる何かがあり、自分の成長に繋がるということ。
これは人生そのものに通じることではないでしょうか。

大学4年のとき、世界を見た

高校卒業後、日本大学に進学しました。
ごく普通の大学生だったと思います。
まあ就職活動がはじまるまでは、特に印象的な出来事はなかった気がしますね。
私の両親は小さな専門商社を経営しています。
子どものころから経営者である親を見ていたので、自分も同じように商社の社長になりたいと思っていました。
大学3年になり、本格的に就職活動がスタート。
商社に絞って企業研究を進めていきました。
また、従兄の紹介である商社にてインターンも経験させていただきました。
実際に商社で仕事を体験することで、自分の成長に繋がることを確信し、さらに商社への就職を熱望するようになりました。
就職先は大手商社を中心に考えていました。
人材育成では、やはり大手企業のほうが充実しているだろうと思ったからです。
商社マンとしてじっくりとトレーニング積んだ後、将来は自らビジネスを立ち上げたいと思っていました。
そのため、自分の成長に繋がる業界か?会社?という視点は持っていたと思います。
約半年間の就職活動の末、3年の終わりごろにインテリア関連の専門商社から内定をいただきました。
歴史ある専門商社で、業績も安定成長を継続。
ここなら自分を鍛えられそうだなと判断し入社を決めました。
4年生になり、残り1年の大学生活でいましかできない経験をしょうと決意。
すぐに日本一周バックパックの旅に出ました。
北から南に向かう旅の終盤、屋久島へと向かう途中親友から電話が掛かってきました。
「俺、世界一周に行くから」 唐突に彼が言いました。
「じゃあ俺も行くよ」 思わずそう答えてしまいました。
この旅行に貯金のほとんどをつぎ込んでしまっていたので、ほとんどお金はありませんでしたが、何とかなるだろうと友人にチケットの手配を依頼。
すぐに東京へと戻りました。
友人が私のチケットの手配に奔走してくれましたが、どうしても同じ便のチケットが取れず、私が一足早く旅立つことになりました。
最初の目的地はチリ。
私はアメリカ経由、友人は遅れてオーストラリア経由で入ることになりました。
「待ち合わせはアルマス広場で」 そう決めたものの案の定待ち合わせはうまくいかず、一日中お互いを探す羽目になりました(笑) 。
これもいい思い出です。
無事再会を果たした後、チリ起点に、南米、ヨーロッパ、アフリカ、中東、アジアの各国を周り、ひたすらそこに暮らす人々の日常を見ていきました。
この旅を通じてもっとも印象に残っているのは、南米やアフリカの新興国に生きる子どもたちの姿です。
外国人観光客のもとに駆け寄り物乞いをする子どもや、果物をどっさり抱えて路上で売る子どもなど、日本ではありえない光景を目にしました。
その時、自分の価値観が根底から覆された気がしました。
これが世界のリアルなのだと。
また、海外を旅する日本人ともたくさん出会いましたが、ユニークな人が多かったのを覚えています。

営業とは何か?

無事に大学を卒業し、念願だった商社に入社。
新人研修を経て営業に配属されました。
それからはずっと仕事漬けの日々でしたね。
入社2年目までは、ほぼ毎日朝6時に出勤し、終電前で帰宅。
夜中にタクシーで帰ることもざらでした。
忙しい毎日でしたが、仕事は面白かったですよ。
仕事で扱う商品はインテリア関連商品で、営業先は100%建設業界関連です。
業界特有の厳しさも味わいましたね。
とにかくミスや手違いが許されない。
仕事では当たり前のことですが、この業界は特に厳しいと思います。
一つのミスが工期や予算に響くわけですから。
ある時、納品の手違いが発生し顧客からクレームの電話が入りました。
誠心誠意お詫びするも電話をもらえず、3時間以上謝り続けました。
別の顧客とのアポイントをキャンセルしなければならなくなり、さらにそちらからもクレーム。
また、商品搬入のスタッフが不足し、朝から夜中まで搬入作業をしたこともあります。
3年目から新規事業部へ異動。
空間プロデュース事業として、販売だけでなく工事受注も含めた提案を行うことになり、新規開拓に特化した営業を任されました。
これまでの営業スタイルとはガラリと変わり、まさに提案力が問われるようになりました。
この会社ではたくさんのことを学び、自分の成長になったと思います。
第一に営業とは結果を出すことがすべてだということです。
顧客の期待に応え、会社の期待に応える。
その結果が数字であることを叩き込まれました。
第二に顧客との関係の基本は人間同士の繋がりであるということ。
人として信頼されるには誠意ある仕事を忘れてはいけないということですね。
入社4年目を迎え、徐々に仕事に対しての物足りなさを感じるようになりました。
常に営業目標は達成していましたし、新規顧客獲得数もトップクラスの実績でしたが、まったく達成感が得られないのです。
そろそろ次のステップを考えるべきだなと感じました。

世の中にないサービスを提供していきたい

営業以外のすべてを学びたいと思い、4年間勤務した商社を退社し国際大学MBAコースに入学しました。
幸いにも奨学金の適用を受けることができ、費用は半額免除となりました。
MBAコースは学生の8割が外国人で、しかもみな優秀な人ばかり。
グループディスカッションでは、当然英語で議論を展開していかねばなりませんでしたので、それが最も苦労したところです。
優秀な外国人との交流を通じて、日本人が持ち合わせていない宗教観や諸外国の文化などについて知ることができたのは、大きな刺激になりました。
2年でMBAを取得した後、イノベーションを実践で学ぶためにベンチャー企業への転職を目指して活動を開始。
20社ほどベンチャー企業を訪問し、ULIRUと出会いました。
積極的に新サービスを展開し、また多くの起業家を輩出していることなどに魅力を感じましたね。
そういった環境ならば、起業家として自分の成長に繋がるに違いない、と。
入札情報速報サービス事業担当を経て、今年から新規事業開発部に移りました。
現在担当しているのは、主婦層をメインターゲットとしたクラウドサービス「シュフティ」をベースにした新たなビジネスモデルの構築です。
現在、シュフティには13万人の在宅ワーカーが登録しています。
この13万人のパワーを、より高い労働力として活用していくための仕組みを構築しています。
間もなくULURUは株式上場をする予定ですが、そこを起業の時期と捉えています。
具体的には、体験を軸にした課題解決型のWEBサービスの展開をするつもりです。
ユーザーの視点をベースに日常で感じる不便さを解決する、まだ世の中に存在していないサービスです。
夢の実現まであと一歩のところまで来ました。
これからの私にぜひ期待してください。

 

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プロフィール

星野有俊

星野有俊

(29)

経歴:

21歳 サンゲツに新卒で入社

24歳 サンゲツにて新規開拓担当に従事

29歳 株式会社うるるにて新規事業開拓を担当

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