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私はこの仕事には向いていないのだと思います

生まれて初めてのコンビニの仕事

私は今まで放送局でのリポーターの仕事をしたり、写真を撮る仕事をしたり、アートディレクターの仕事をしたりしていましたが、ふと時間があることを思い出して、家の近所のコンビニで働くことにしました。
コンビニはいつも利用しているので、それほど難しいことはないだろうと思っていたのです。
ところが、実際に仕事としてコンビニにいたら、自分には向いていないな、と思うようになりました。
まず、いらっしゃいませ、こんにちは、の声がうまく出せないのです。
無理に言おうとすると声が震えてしまって変な感じになってしまうのです。
それで、コンビニでの仕事の始まりは残高計算なのですが、お金を触るのが下手で、なかなか短時間でお金を数えることができません。
やっぱり向いていないのだと思います。
残高計算を済ませると、レジ打ちが始まりますが、午前中の仕事の時はお昼に近所の会社の人たちが揃ってランチを買いに来るので、ものすごく混雑して大変なのです。
お弁当を買う人がほとんどなのですが、皆、電子レンジで温めないといけないので時間がかかるのです。
そんな時に限って、ソフトクリームやハロハロという氷菓子を注文する人がいたりして、レジを離れて作らねばならなくなって、レジの列は長蛇の列になるのです。
焦っているとハロハロもうまく作れなくて時間がかかってしまいます。

時間帯によって合う合わないがあります

午前中の仕事はそれほどお客さんが多くないので、トイレ掃除をしたりしますが、自分の家のトイレ掃除もまともにしないのに、仕事になるとちゃんとトイレの掃除もするんだな、と自分が不思議な感じがしました。
午後からの仕事の時には、納品があるのでそれが大変です。
ハンディーのダブレットのようなものでバーコードをピッ、ピッとさせて個数を検査して、それを陳列棚に並べるのです。
立ったりしゃがんだりの繰り返しで腰が痛くなってしまいます。
お弁当やおにぎり、お惣菜にパンを全部納品します。
それで、レジを気にしながら納品をしなければなりません。
お客さんが一番大事なので、レジが一番大事な仕事なのです。
納品をしながらでもレジにお客さんが来たら、すぐに立ち上がってレジ打ちをしなければなりません。
レジの横にはファストフードが置いてあって、ファストフードの注文が入ると、リフライしたり温めたりしなければならないので、すごく手間がかかるのです。
それに、レジではコンビニ支払いの受付もしなければならないのです。
お金を触っていると、お金の感覚がなくなっていって、いくらかなのかわからなくなっていくのです。
声に出してお釣りを渡すようにしていますが、根本のお釣りの金額を勘違いしたりすることもあります。

お金がお金に感じなくなって向いていないなと思います

私が仕事をしているコンビニはミニストップというコンビニなのですが、ミニストップではファストフードを売るので、店内でおにぎりも手作りします。
私は料理が不得意で好きではないのです。
向いていないな、と思います。
店員の仕事は二人一組でするのですが、相方が先輩なので、わからないことがあったら先輩に聞くことにしています。
4時間立ちっぱなしで、一時もじっとしていることがないのがコンビニでの仕事です。
じっとしていると叱られるのです。
優しいお客さんもいますが、とても厳しいお客さんもいます。
接客業をしたのは初めてのことですから、なかなか「またお越しくださいませ」が言えないのです。
4時間のシフトはすごく疲れます。
自分には本当にあっていないと思います。
もっと写真を撮っている時の方が生き生きしていると思いますし、写真家に戻りたいと思います。

編集より

様々なキャリアをお持ちのようですね。
好奇心が旺盛で、新たな事へチャレンジすることへのハードルが低いのだと思います。
それは非常に良い事だと思います。
遊休時間を活用したアルバイトは、今回は合わなかったようで気苦労されたことでしょう。
ですが全く違う仕事経験を通じて自分の価値観を認識できたことは本当によかったと思います。
全ての経験は無駄にはなりません。
ただ少し効率が悪いのは確かです。
でも人生回り道して気が付く事も多いです。
だから一歩立ち止まる事は良い事だと思います。
読者様の経験を通して、別の読者様が一歩立ち止まり人生を考えるきっかけを作って頂きありがとうございました。

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