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インターンシップはベンチャーで行うべし

国内新卒採用においてインターンシップ制度が導入されて約20年。インターンシップが就職に直結する欧米とは異なり、日本ではインターンシップが十分に活用されているとは言い難い現状があります。就業経験を就職に活かすというインターンシップ本来の目的に沿って考えてみたいと思います。

 

ベンチャー企業のインターンシップ情報

 

日本のインターンシップ制度

日本で本格的にインターンシップ制度が導入されたのは1990年代後半から。
その目的は企業と学生のミスマッチの解消することとされています。
制度導入から約20年、インターンシップ制度を導入する大学は全体の約70%で、受け入れ先の中心は大企業のようです。
日本のインターンシップは大きくわけて4つのタイプに分類されます

この中で近年増えているのは課題解決型グループディスカッションタイプのインターンシップで、実際に企業のリアルな課題についてグループ単位で考えていくものが主流のようです。
インターンシップについて大学側・企業側ともに「高い実習効果を得るためには2ヶ月以上は必要」との見解を示しています。
しかし、国内企業で1ヶ月以上のインターンシップを実施しているのは全体の2%弱であり、ほとんどは1日~数週間程度の期間で終了というのが実態なのです。

欧米のインターンシップ

新卒一括採用の習慣がない欧米では、新卒学生が就職するためにはインターンシップを行うのが常識となっており、3ヶ月以上の長期インターンシップが一般的。
特にアメリカでは新卒者のインターンシップ先への正社員雇用率は50%を超えており、裏を返せば希望する企業に入社するためにはそこでインターンシップを経験するのが大前提となっているのです。
企業側もインターンシップ=雇用前の長期試用期間と捉えており、日本のインターンシップに対する考え方とは大きく異なっているようです。
また、ドイツなどヨーロッパの一部では大学での専攻=仕事という考え方があり、大学進学時には将来どんな仕事に就くかを具体的にイメージするのが当たり前とされています。
これらを総合的に考えると、日本では就職について実践的に学ぶ機会が極端に少ないと言えます。

ベンチャーでのインターンシップで得られること

日本のインターンシップでもっとも多いのはセミナー・会社見学タイプで、短いもので1日、長くとも数週間程度となっています。
職場見学程度に仕事の一部を見ることはあっても、実際に就業することはありません。
このタイプのインターンシップに複数参加しても得るものはそう多くない気がします。
いわゆる就職力を高めるという観点から言えば、ベンチャーでの就業経験がベストと言えるでしょう。
なぜベンチャーなのか? 仕事とは? 会社とは? 経営とは? そのすべての答えがベンチャーにはあるからです。
創業者たちの想いというものに直接触れることができ、大手のように細分化された役割の一部を垣間見るのではなく仕事のすべてを間近で見ることができます。
組織あっての人ではなく、ベンチャースピリットを持つ人々の集団として組織があること、仕事は与えられるものではなく自ら創り出すものであることなど、ベンチャーでしか学べないことがたくさんあるのです。
起業したいかどうかはともかく、働くことについて、より実践的に学ぶ機会としてベンチャーこそがうってつけの環境と言えるでしょう。

 

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