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部下の上手な褒め方とは

昭和の時代に根付いていた「部下は厳しく叱って育てる」という風習は廃れ、昨今の世の中では「褒めて伸ばすべし!」が浸透し始めてきました。さて、あなたはうまく部下を褒めることができていますか?上手な褒め方とはどのようなものなのでしょうか。

 

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なぜ“叱る”から“褒める”になったのか

そもそも、なぜ部下は褒めれば伸びるという考えが生まれたのでしょうか。
その理由の大半は、実は、学校教育の変化にあります。
昭和の後半、特に平成期に入ってからの“ゆとり教育”と呼ばれる政策の流れから、子どもの個性をこれまでよりも幅広く認める教育方針が示されました。
そして、子どもが自分の個性を受け入れられるようになるには、子どもの自己肯定感を高める必要があります。
大半の教師や保護者らは、その教育方針を受け入れながら、子どもの個性を積極的に褒めることを実践してきました。

そんな環境下で育った子どもたちが今、大人になり、どんどん社会進出しているのです。
“褒められる”ことで自分の力を伸ばしてきた彼らが仕事で成長するためには、やはり“叱る”から“褒める”の育成方法の転換が求められている、というわけです。
と言っても、1970年代生まれ以上の方々の大半は、自分自身は褒めて伸ばす環境下で育ってきたわけではないと思います。
「どう褒めればいいのかわからない!」と部下を褒めることに困惑している人のために、ここでは具体的な褒めるテクニックをご紹介します。

部下を褒めて伸ばす!~3つのテクニック~

テクニックと言っても、心理学の資格を取得したり、本を読み漁ったりしなければ実践できないものではありません。
誰でも明日から実践できます。
それではご説明いたします。

ミスを褒める

“ミスを褒める”というのは不思議に聞こえるかもしれません。
これは正確には、ミスをしてもその中から部下が努力した点を見つけ出してそれを褒める、ということです。
このテクニックは、部下が過剰に落ち込みすぎることを避ける以外にも、2つのメリットがあります。
そのメリットには以下のようなものがあります。

多くの人に共通すると思いますが、自分が仕事でミスをしたときに、先輩や上司に「気にするな!次、頑張ろう!」と励ましの声をかけてもらえると、うれしいものですよね。
「よし、次は絶対やってやる!」とやる気が出るのではないでしょうか。
そして、ミスをしたにもかかわらず、自分の努力した点を褒めてくれることは、それ以上に喜びを感じます。
「この上司は自分のそんなところまで見ていてくれたのか」と感謝の気持ちが生まれるのです。

人前で褒める

特に自分に対してのプライドが高い部下や、周りからの視線を気にする部下には、こうしたテクニックが有効です。
なぜなら、第三者にも“褒められたという事実”が知れることになり、誇らしい気持ちになれるからです。
また、よく褒める人、というのは自ずと周りの評判も良くなるものです。
この点からも、褒めている姿を第三者に見られていることは、褒める側にとってもメリットがあると言えるでしょう。

本人がいないところで褒める

ここまでの2つでは、直接褒めることのメリットを書きましたが、あまり過剰に褒めすぎることもリスキーです。
褒められ過ぎると甘え始める部下もいるからです。
そこで、褒め過ぎてしまう状況を避けるためにも、“人づてに褒める”方法を実践してみてください。
たとえば、部下Aの同僚Bに、「いやぁA君はお客さんの印象が良くて、同行してくれるといつも仕事がやりやすいんだ」とボソッと言うとします。
すると、「○○さんがAのこと褒めてたぞ!」という具合に、BからAへ自然に伝わる可能性があるのです。
人づてに褒められるというのは、直接褒められるよりも、より嬉しさにリアリティを感じるものです。
あまりに白々しい言い方は避けるべきですが、このテクニックも、褒める側(上司)、褒められる側(部下A)、伝える側(同僚B)の三者にメリットがある方法だと言えます。

おわりに

以上、部下を褒めるテクニックについてご紹介しました。
ただし、これは“絶対有効の方法”ではない、ということは理解しておいてください。
中には、褒められるのが好きじゃないという部下もいますし、叱られて伸びる部下もいます。
そのあたりを見極める力も、部下を持つ立場の人には求められる能力です。

 

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