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大学講師の仕事とは。仕事内容と必要なスキル

大学に通った経験がある人にとって「大学教授」は身近なものだと思いますが、「大学講師」という仕事はあまり身近ではないと思います。 そんなポジションがあることすら知らなかった、という人もいるかもしれませんが、実は1つの大学には必ずと言っていいほど講師が勤務しています。 また今大学教授、准教授である人たちはほとんどの場合、講師の道を経ています。 そんな大学講師の仕事内容や種類、必要なスキルなどを見ていきます。

 

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大学講師の仕事内容

大学講師の仕事には大きく2つあります。
常勤講師と非常勤講師です。
まず常勤講師から見ていきます。

常勤講師

大学教授になりたいと希望する人は通常、一部例外を除いて、常勤講師を経なければなりません。
また大学院で博士号を取得してから、いきなり常勤講師になれるわけでもありません。
まずは教授の助手として、授業のサポートや調査や論文といった研究活動をします。
そこで一定の成果が認められれば助教を経て、常勤講師になることができます。
その後のキャリアは、助教授、教授の順です。
具体的な仕事内容としては、一週間に数時間の授業を担当したり、自分の専門領域の研究、会議への出席、学生の管理に関わる業務などがあります。

先ほど「一部例外を除いて」と言いました。
たとえば、一般企業や芸術・スポーツ・政治などのある分野で優秀な実績がある人の場合は、博士や助教のプロセスを経なくても、大学から講師としての依頼を受けることがあります。

非常勤講師

非常勤講師は、基本的には大学での研究や会議などの仕事は行いません。
勤めている大学での授業が中心となります。
授業1コマの報酬はそれほど高いとは言えず、非常勤講師として生活をしている人は、いくつかの大学で授業を兼任しながら働いている人がほとんどです。
そのため非常勤講師の他に、本業として別の仕事をしている人も少なくありません。
非常勤講師には大学から求められる授業以外の仕事はあまりありませんが、忙しくないというわけでもありません。
試験に向けた問題づくりや採点作業に加えて、日々の自分の専門分野への研究を自主的に行う必要があるためです。
人気の授業を抱えている非常勤講師であれば、1000人以上の学生を抱えることになりますし、他大学の授業を兼任している場合はその数がさらに増えます。

大学講師に必要なスキル

大学講師に求められるスキルは「忍耐」と「コミュニケーション能力」です。
博士課程を取り、講師から教授になるには早くても10年はかかります。
おおよそ30代前半から40代までが准教授、教授は40代から50代というのが一般的なレールです。
しかも、この基準はあくまでも順調に進んだ場合のみです。
研究・論文の実績、授業の質などが総合的に判断され大学から任用されるまでは長い道のりなので、相応の忍耐力が必要です。
また成果を残しても、大学内でのポジションが安定した状態でなければ続けるのが難しい仕事です。
いわゆる「人脈づくり」のために、大学職員、教授・准教授らと積極的にコミュニケーションを図ることも自分のキャリアをアップさせるために必要な取り組みです。
もちろん、担当する分野への研究意欲を落とさないモチベーションの維持、授業の質を上げるための不断の努力、授業での学生からの健全な支持、といったことを実現できるかどうかも求められるスキルです。

講師や教授が不足していることで呼ばれることが多い非常勤講師には、特にこうしたスキルが必要となります。

大学講師の展望

大学講師は、将来的に数そのものは減っていく傾向にあります。
人口減少や教育改革の時代の動きの中で、淘汰される大学が増えていくためです。
これは常勤講師と非常勤講師どちらにも言えることです。
講師だけでなく教授や准教授といった安定しているように思える立場であっても、悠々とあぐらをかいていられる時代ではなくなっているのが現状です。

 

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