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渉外の仕事とは

皆さんは「渉外」という職種についてどこまでご存知でしょうか。「一般企業の営業と同じでしょ?」とよく言われますが、厳密に言うと両者には違いがあります。渉外の仕事内容や特徴について、営業との違いなどを交えながらお伝えします。

 

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「渉外」と「営業」の違い

「渉外」という言葉の意味は「外部と連絡・交渉すること」または「ある法律が国内だけでなく外国にも関係すること」です。

つまり、職種としての渉外の役割は前者に近いものとなります。
ちなみに渉外に似たイメージがある「営業」とは、「利益を得る目的で企業の販売活動を行うこと」または「顧客を回って商品の紹介や売り込みをすること」です。

この2つを見ると、渉外の方がより広い概念で捉えることができるのはお分かりでしょうか。
簡単に言うと、営業が物やサービスを売る職種であるとほぼ限定できるのに対して、渉外は、「連絡や交渉をしながら調査・提案・相談・販売といった幅広い業務を行う」というコンサルタントに近い性質を持っています。

こうした性質から、職種として渉外が置かれている業種には、金融系が多いのが実態です。
具体的にどのような仕事をするのか、金融機関の渉外を例に仕事内容を見ていきます。

渉外の仕事内容

金融機関と言ってもさまざまありますが、もっとも私たちにとって身近なのはやはり銀行でしょう。
銀行は個人だけでなく、規模や業種を問わない法人(会社)とも関わっています。
銀行における渉外の仕事は、こうした個人や法人といった顧客の元を訪問し、相手に合った金融商品・サービスを売り込むことです。

ただし先ほども説明したように、ただ「この商品おすすめですよ、買いませんか?」と売り込むのではありません。
金融という業種の性質上、相手が本当に必要だと感じなければ売ることはできないからです。
そこで渉外として大切な業務が、調査・相談・提案です。

個人の場合

たとえば、個人の顧客に対して年金の増額や資産の運用に関する金融商品・サービスを提案する場合。
まずは、顧客の家庭の年間収支や家族構成、今のままの生活を続けたときの老後の生活状況、といった内容をリサーチする必要があります。

その上で顧客と相談しながらニーズを把握することで、はじめて顧客にとって最適なプランを提案することができるのです。
銀行における渉外担当者に資産運用や保険管理のエキスパートであるファイナンシャル・プランナー資格が求められるのはそのためです。

法人の場合

法人顧客の場合は、さらに専門的で深い知識が求められます。
自社商品についてはもちろんのこと、会社の経営に携わる機会が多くあることから、税金や法律に関する知識が必要です。
顧客の例としては、病院を新規開業したいお医者さんなどです。
渉外として融資の契約を得るために、直接顧客を訪問し、自分の銀行から融資を受けることのベネフィットをPRします。

もちろん、融資を行う前提として、事前の調査も入念に行わなければなりません。
「エリアの周辺に競合しそうなライバルがいないか」、「医師の実績はあるか」、「既存の経営・事業計画は健全か」など幅広く調べる必要があります。
こうした調査を行うことで、融資したお金を回収できなくなるリスクを最小限に抑えるのも、渉外として大切な業務なのです。

金融機関以外の渉外

ここでは銀行の渉外の仕事内容を紹介しましたが、金融機関以外には、百貨店などの小売業にも渉外担当が存在します。
個人の顧客、いわゆる“お得意様”と言われる顧客に対して、商品提案やサービスを提供する仕事です。
営業や販売と業務が重なる部分もありますが、提案や交渉といった性質が強い点は、やはり渉外という仕事特有のものだと言えます。

以上、渉外の仕事内容についてお伝えしました。

 

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