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質問の力を活かす

「“質問する力”なんてどこで生かせるの?」と疑問に思う人もいるでしょう。しかしむしろ、“質問する力”はビジネスではとても重要視されています。軽視できないその重要性について、説明していきます。

 

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質問する力とは

ビジネスにおける“質問する力”とは、小学校や中学校で教わる、「人前で積極的に質問する」という類のものではありません。
仕事における人間関係を円滑に醸成させていくために求められる、ビジネススキルとしての力のことです。
具体的には、部下を育成するため、上司とうまく仕事を進めるため、苦手な人と仕事で連携するため、取引先と交渉するため、などあらゆる場面で生かせる力です。

質問する力の技法とその効果

ここでは、その“質問する力”の技法と必要性や有用性について、上司と部下の関係で起こる2つのビジネスシーンを例に挙げて詳しく説明していきます。

シーン1:上司から部下への質問

上司から部下に質問する場面としてもっとも機会が多いのは、おそらく部下にミスの原因を聞いたり、改善策を引き出したりしようとする場面ではないでしょうか。
こうした場面で質問の仕方を誤ると、部下の仕事に対する意欲を下げてしまうことになります。
たいていの部下は上司へミスの報告をするとき、精神的に焦っています。
「怒られたくない」「会社に迷惑がかかる」「自分の評価が下がる」など様々な心理が錯綜しているためです。

そこで有用となる、“質問する力”の技法の1つが、“ぺーシング”と呼ばれるものです。
ぺーシングとは、自分の言動を相手の話す速さや声のトーン、表情、雰囲気などに合わせることで、相手に「焦らなくていいよ」というメッセージを暗に伝えるための技法です。
合わせる、とは真似をするということではありません。
たとえば、とても焦った表情でミスを報告しに来た部下に対しては、あえて泰然と構え、「そうか。
じゃあどうすれば解決できるかな?」などと落ち着いて質問をする、ということです。
ミスで落ち込んでいるときにも、共感する姿勢を示しながら質問をすると、部下に安心感を与えることができます。

シーン2:部下から上司への質問

反対に、部下から上司へ質問する場合はどのようなシーンでしょうか?多いのは、仕事でわからない点を尋ねるときでしょう。
特に入社したての頃は、上司との関係も深まっていないため、質問どころか声をかけることさえ緊張します。
そこで、部下として活躍したい質問技法が、“クローズドクエスチョン”と呼ばれるものです。
皆さんは、オープンクエスチョンと呼ばれる技法を耳にしたことがあるでしょうか?これは、5W1H(when, who, what, why, where, how)の6つの疑問符を使って相手に問いかけるもので、相手の回答は比較的自由度が高くなります。

そしてその反対が、クローズドクエスチョンであり、相手の回答方法が比較的限定されるものです。
実際、部下から上司へわからない点を尋ねるときのシーンで違いを見てみましょう。

違いがおわかりでしょうか? オープンの方は、質問する側は、何も考えずに質問に来たような印象がしませんか?そのため、回答する側は、あれやこれやと1から10まで考えながら説明しなければなりません。
一方クローズドの方は、“自分なりに原因を考えた末に質問をしに来た”、という印象を与えることができます。
回答する側としても、質問に対する答えが“YES”であればそれで解決しますし、“NO”であっても、よりスムーズな返答をすることができます。
この2つの技法は、どちらが悪くてどちらが良い、というものではありません。
それぞれ、場面によって有効に活用できるものですので、“質問する力”として覚えておくと便利でしょう。

まとめ

ここで紹介した3つの技法、ぺーシング、オープンクエスチョン、クローズドクエスチョンは、上司と部下の関係だけでなく、取引先との交渉やプライベートなどでも使えます。
“どう質問するか”、でその後の結果が良くも悪くも変わります。
質問する力を軽視せずに、これらの技法を是非、活用されてみてください。

 

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